若き物理学者のアメリカ

2003年春に博士号を取得し小森研からアメリカ・ピッツバーグへと旅立った若き物理学者Oさんの手記です。

アパート探し

こちらに来て、最初の仕事はアパート探しでした。初めに見せてもらったのが、こちらの女学生さんが住んでいるというアパートでした。家賃も相応ですが、広々としたナイスな部屋でした。この辺りは、Shady Sideと呼ばれています。この区域の、Walnut Streetにはおしゃれなお店が並んでいます。その後、いくつか物件を紹介してもらいましたが、日当たりが悪かったり、買い物に遠かったりというので、決め切れませんでした。

最終的には、自分で不動産屋さんを訪ねて回ったところ、安くて良い物件がみつかりました。8世帯が同居している、こじんまりとしたアパートです。相当古い建物ですが、いわゆるOne bedroomで一人で住むには十分な広さがあります。このアパートはY 先生がゴルフをしていたというShenley Parkのすぐ側にあります。この辺りは、Squirrel Hillと呼ばれています。商店街が充実していて、生活には便利なところです。確かに、リス(Squirrel)が草むらや屋根の上を走り回っているのを良く見かけます。

Pittsburghに長期滞在する日本人は、Shady SideかSquirrel Hillの区域に住む人が多いと聞きました。治安が良く、住み心地も良いからでしょうか。




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